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国道273号線 糠平国道

まるで空を走っているかのような、国道273号線、糠平国道

北海道上川町の層雲峡~糠平湖を通る、国道273号線、糠平国道。
北海道の名道の1つとして知られ、まるで空中を滑走しているかのような爽快感のある作りの道路が、人気のポイントとして知られています。

周囲はまるで、原生林にでも迷い込んでしまったかのような、木々しか無い空間が拡がっており、木々の上を通るように建設された、松見大橋が特徴的です。
松見大橋は全体的に緩やかなライディングコースが広がって居ることもあり、ゆったりと景色を堪能しながら、日本離れした、現代離れした、圧倒的自然の雰囲気を拝むことが出来ます。

松見大橋の南側には、原生林のような緑一色では無く、美しい白樺も自生しているため、目に鮮やかな、美しい白樺を眺める事も出来るでしょう。
人の手が加えられていない圧倒的な自然を目の当たりに出来る、幻想的なスポットとしても、国道273号線、糠平国道は人気を集めています。

比較的交通量が少ないこともあり、スピードを出して走ってもOK、反対に、のんびりゆったりと走っていても、誰もいなければ迷惑がかからないでしょう。
自分らしい走りをすることが出来るのもこちらの特徴で、自由に自生する自然のパワーを感じながら、思う存分自由にライディングを楽しむことが出来るでしょう。

こちらで最もおすすめの景色は、三国峠付近として知られています。
ルートの中でも最も圧倒的な原生林が拡がっており、メイン道路として、写真を撮る方も多い点が特徴です。

夜間走行は注意!明るいうちに渡りきりましょう

国道273号線、糠平国道は、必ず明るいうちに、日が出ているうちに渡りきるようにしましょう。

こちらには街灯が備え付けられて居らず、周囲は全て原生林でマンションの灯りなども期待出来ませんので、正真正銘真っ暗な環境で走らなければならなくなります。
頼りはバイクのヘッドライトのみ、延々と続くように感じる暗闇を走らないといけない、孤独感を感じる可能性が有るため、あまりおすすめできません。

また、これだけ自然が溢れているスポットですので、当然ですが動物も出没します。
夜間になると特に動物たちの行動が活発になり、道路に鹿などの大型動物が侵入し、接触事故を起こすと言うケースも少なくありません。

バイクで鹿にぶつかったら、鹿もライダーもひとたまりも無い大事故に繋がりますので非常に危険です。
鹿はとにかく急な飛び出しをしてくるような動物ですので、夜間で周囲が見えにくい環境ですと、非常に危険と言えるでしょう。

滑走路としての安全性は決して低くはありませんが、夜間に走るための装備は一切調えられていません。
昼間に景色を楽しむ為にも、早い時間、明るい時間に訪れましょう。