無理して遠くに行こうと思わなくても楽しめる
バイクに乗る楽しみはいろいろなものがあります。
しかし多くの人が抱くイメージとしては、仲間とであればツーリングに行く、というのがバイクの一番の楽しみ方というのが大きくなります。
もちろんツーリングはとても楽しいもので、バイクの良さをより感じられるのは確かです。
しかし、ツーリングに行くのが難しくなってからはバイクに乗らなくなってしまうというのは避けたいものです。
仕事が忙しくなってきたり、今まで一緒に出掛けていた仲間が行けなくなる、病気やケガで体力的に遠くに行くのが難しくなったりすることもあります。
遠くに行かなくても、バイクの楽しみというのはたくさんあります。
軽く街の中を流して走ることで爽快感を得られますし、バイクそのものをいじってカスタムするのも楽しいものです。
近くのスペースが広めのところで、バイクをいろいろ動かしてみて操作を楽しんでみるというのもありです。
単に長距離ツーリングをするだけでなく、違う楽しみ方を見つけることでより深い魅力を発見できるわけです。
年齢を重ねていって体力的に遠くに行くのが難しくなっても、こうしたことを普段からやっていれば、ずっとバイクに乗り続けることができます。
街乗りの魅力はいろいろなところにある
バイクに乗る楽しみは、広いところで気持ちよく走ることだというのはもっともなことです。
それでも、街乗りをしてみると結構いろいろな楽しみがあることに気づくものです。
たとえば長距離ツーリングではひたすらストレートであったり、平坦なところだったりを走り続けることが多いですが、街乗りではストップアンドゴーが多くなります。
その一連の動きをよりスムーズにしたり、ゆとりを持って走れるようになると違った楽しみがあることが分かります。
また、街の中を走ることでいろいろな建物や場所を発見できて、普段見てきた街の様子と違う景色を楽しめるのです。
夜の街などは独特の雰囲気があって、印象深いライトの見え方の下で一人走っていると別世界をライドしているような気分になれます。
独特の静けさや昼間とは違う様子のギャップを見ることもできて、今までにない魅力を感じられるはずです。
走行速度や騒音には気を付けながら、ナイトライドをしてみるというのも一つの方法です。
ツーリングの一つの楽しみは、観光スポットやグルメを巡ることですが、その点では街乗りの方が魅力的です。
たくさんのお店や飲食店がありますので、そこを一つの目標地点と定めて乗っていくのも良いでしょう。
郊外型のツーリングよりも立ち寄れるお店のバリエーションが増えますので、同じエリアでも繰り返し楽しめるのも魅力です。