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スタイリッシュな外観で人気のDトラッカー

Dトラッカーの元となるKL250

モトクロッサーKX125に4気筒エンジンを搭載したモデルを、KL250として発売します。
エンデューロモデルとなっており、オフロードバイクです。
世界各国で発売開始されますが、ウィンカーなどを装備した、行動モデルも存在します。
エンデューロにおいて、2気筒エンジンが優勢の時代に、対抗車として開発されます。

モデルとしては、KL250が最初であり、KL250R、KLX250と続きます。
ほとんどが競技用モデルですが、一部行動モデルもあり、どのモデルも4気筒エンジンになっています。
ちなみに、KLX250は、2015年に自衛隊の偵察用バイクとして、採用されています。

Dトラッカーのモデル

・Dトラッカー

1988年に発売された、KLX250の派生モデルです。
ハンドル形状を変えて、前後ホイールを17インチにするなど、公道で走れるように、全体を変えています。
ただし、公道用のタイヤに変えて、ハンドルも公道用にしただけの、側を変えただけのバイクです。
発売当時は、スーパーバイカーズという、日本では浸透していないジャンルでありましたが、その後スーパーモタードとして認知されていきます。
次第に日本で評価を受け、先駆者として存在を確立し、その後マイナーチェンジもされます。
2002年にはスズキと相互販売を開始し、スズキから250SBが発売され、提携解除するまで発売は続きます。

・DトラッカーX

2008年にフルモデルチェンジ後に、Xと名前が変わります。
車体は、こちらもKLX250をベースとしながらも、サスペンション、ブレーキと専用にセッティングし、より公道で走ることを重視したモデルとなっています。
足回りを専用に設計し、より公道で走るようにモデルチェンジされています。

燃料計なども装備し、公道で走るのに最低限必要な装備はあるので、十分にツーリングなどでも使えます。
北米などでは、KLX250SFという名前になっており、キャブレターが海外向けにセッティングされています。
2016年に最終モデルが発売され、日本向け仕様は発売終了となります。

・Dトラッカー125

2009年に発表されたモデルであり、日本向けに125ccのエンジンを積んでいます。
KLX125を基本に設計しており、モタードに変更し、サスペンションを備えており、ミニモタードの0KSR110の後継モデルという位置づけです。
その他4気筒のエンジンなどは、従来のモデルと内容は変わりません。
その他に、Dトラッカー150というモデルもあり、こちらは、東南アジア向けのモデルです。
KLX150のエンジンを使い、エンジンのみ変えていましたが、その後、ホイールも変えてDトラッカーXと同じものを使っています。