ホーネット250

存在感のあるバイク

ホンダの250ccバイクでも非常に人気のあるホーネット250は、1996年の発売開始以来、数多くの方に愛されているバイクの1つとして挙げられます。
その開発コンセプトはずばり「クラスを越えたインパクティブ・ネイキッド・ロードスポーツ」とされており、ロードスポーツを意識したネイキッドスタイルのバイクであり、かつ同世代・同排気量のバイクのエポックメイキングとも言える存在感のあるバイクです。

ホーネット250が登場した当時は小排気量モデルのラインナップも少なく、同カテゴリのバイク自体あまり人気を集めていないという状況下にありました。
しかしホーネット250の登場によって小排気量ながらダイナミックかつグラマラスなモノバックボーンフレームのボディ、そして極太タイヤを装備した力強さを体現したスタイリングが人気をよび、一気にホンダを、そして日本のバイクを代表するモデルとなりました。

ホーネット250はそのスタイル・外観の良さはもちろんのこと、性能面においても群を抜いた実力を持つバイクとして評価が高いものになっています。
リッターバイクと同レベルとも捉えることのできる極太ラジカルタイヤは走行の安定性を格段にアップさせ、走りの安心感を満たすものとなっています。
さらに250ccでありながらトルク感のあるエンジン、ブレーキ性能の高さ、オフロードにも比較的対応した仕様によって、乗る人を選ばず、数多くのファンを魅了するバイクとなっています。

ルールに沿ったカスタム

現在ではホーネット250は排ガス規制によって生産が終了してしまいましたが、中古車市場においては今もなお人気が高く、モデルも旧式のものから最終モデルとなった2006年モデルまで豊富に存在しています。
またカスタムパーツも新たに開発されているため、カスタマイズが好きな方にもオススメのバイクとなっています。
注意として1999年モデル以降から排ガス規制モデルとなるので、カスタマイズする際には触媒入りマフラーを使用するなど、きちんとルールに沿ったカスタムを行う必要があります。

スポーツネイキッドのスタンダードとして、今もなお人気のホーネット250。
初心者の方が利用する場合も使い勝手の良さ、また多くのカスタムバイクの存在、メンテナンス情報の豊富さなどから、大変おすすめのバイクとなります。
まずは中古車から乗り始めたいというバイク初心者の方には特にオススメのモデルとなるので、まずは一度中古車市場を覗いてみるとよいでしょう。
力強さと走行フィールの楽しさを両立した、良いバイクです。