八ヶ岳高原ラインの特長
人気観光地を走る八ヶ岳高原ラインは、清里と小淵沢をつなぐ全長約25kmほどの道路です。
観光道路として知られているといっても、基本的には県道11号線ですので信号もありますし、道路は全般に直線とゆるめのカーブしかなく、初心者にも走りやすいラインとなっています。
道路は林の中を縫うように走っていて、時おり視界が開けて八ヶ岳が忽然と姿を表します。
連休中などはかなり混み合う道路ですので、早朝に行くか、あるいは可能であるかぎり平日にアクセスすることをおすすめします。
途中には人気の観光スポットもたくさんあり、何度も通ってみたいエリアです。
八ヶ岳高原ラインの見どころ
八ヶ岳高原ラインの見どころとしておすすめなのは、小淵沢ICからほど近いところにある「すずらん池」です。
すずらん池は池の周りを10分ほどで歩いて周れる小さな池ですが、四季折々の美しさでは定評があり、都会の喧騒から逃れてストレスを解消するには最適です。
すずらん池には駐車場もあり、八ヶ岳の美しい姿も見ることができます。
すずらん池から出たら、次は「延命の湯」もおすすめです。
延命の湯は地底1500mから湧きでている高濃度な天然ミネラル温泉で、心身をリフレッシュさせる効能があると言われています。
八ヶ岳高原ラインにはひなびた風情の観光スポットも多く、走っていると心が癒やされます。
延命の湯から八ヶ岳に向かって走っていくと、標高1350mのところに「仙人小屋」があります。
またぎ定食が人気の仙人小屋では、春は山菜、夏はイワナ、秋になればきのこ、そして冬は狩猟料理が楽しめます。
山梨県立まきば公園もおすすめの観光スポットのひとつで、動物とのふれあいのひとときを満喫できます。
八ヶ岳の南麓に広がるまきば公園は、大正15年に天女山分場に馬の放牧場として開牧したという由緒のある牧場で、現在では県有の優良肉用繁殖雌牛(黒毛和種)を飼養しています。
まきば公園内には絶景の天空レストランもあり、山梨県ならではのこだわりの食材を使った料理が楽しめます。
なお、まきば公園は冬季は閉園となりますので、ホームページでスケジュールを確認してから行くことをおすすめします。
東沢大橋も絶景ポイントとして人気なので、立ち寄ってみることをおすすめします。
八ヶ岳高原ラインの交通情報
八ヶ岳高原ラインの交通情報に関しては、山梨県公式ホームページの山梨県道路規制情報で確認することができます。
東京都内からアクセスするには、都道316号から宝町ICに入り、首都高速都心環状線から中央自動車道に入り、小淵沢ICに向かうルートがわかりやすく便利です。
都心から八ヶ岳高原ラインまでの所要時間は、約2時間半です。