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スムーズにアクセルをコントロールするコツ

ドンツキとは

バイクの運転免許を取得して、あちこちツーリングに出かけるようにもなったけれど、今ひとつバイクの操作をマスターしきれていないと考えているライダーは多いのではないかと思います。
運転免許を取得する際に必要な知識は必要最低限ですし、毎日バイクを運転しているうちに、さまざまなトラブルや問題点に直面するのも仕方のないことです。

数あるバイクの問題点の中でも、特にライダーが苦労するのが「アクセルのコントロール」です。
アクセルワークをスマートにこなすのは、上級ライダーにとっては大切なポイントです。
ところが、バイクの免許を取得して間もないライダーなどはアクセルをスムーズにコントロールすることができず、「ドンツキ」と呼ばれる状態になってしまうことがあります。

ドンツキというのは、いきなり加速して焦ってしまう状態のことを言います。
ドンツキはアクセルレスポンスの高い高性能の大排気量モデルに多く、慣れていないライダーはコントロールしきれないため、快適な走行を楽しむことができません。

スムーズにアクセルをコントロールするコツ

ドンツキが起こらないようにするためには、アクセルをスムーズにコントロールできるようになることが大切です。
アクセルワークというのはかなりの上級者でも把握できていないことが多いポイントですので、快適にツーリングを楽しみたいのであれば、本腰になってマスターする必要があるかもしれません。
アクセルワークが上達すれば、快適に加速ができるだけではなく、燃費を改善しバイクの寿命を伸ばすことも夢ではありません。

アクセルワークというのは非常にデリケートなもので、勢いにまかせて開けてしまうと、スピードを思ったように上げることができないだけではなく、チェーンに負担がかかったりタイヤが地面を掻きやすくなったりするなどといったトラブルが起こってきます。
上手にアクセルをコントロールするためには、最初はじわっと開けて、タイヤが路面を食った後で大きく開けるのがポイントです。
こうすればドンツキもなくなり、気軽にバイクを走行することができます。

スロットルにはいくらかの「遊び」が加味されていますので、遊びを尊重して、最初はとにかくじわっと開けることが大切です。
遊びを考慮しないで一気にアクセルを開けると、ドンツキになりかねません。
また、スロットルを戻して再び開ける「2度開け」などの行為もNGです。
ギクシャクした走りを防ぐためにも、じわっと開けることを忘れないようにしましょう。