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ネオレトロ

ネオレトロの特徴・魅力とは?

ネオレトロの特徴・魅力をひと言で語れば、「古いけど新しい」に尽きるでしょう。
クラシックバイクと同じジャンルとして扱われることもあり、懐かしさと優れたデザイン性、高級感を兼ね備えているのが大きな特徴です。
そのため、「ネオクラシック」と呼ばれることもあります。

簡単に言えば、クラシックバイクのデザインを最新の技術を用いて製造したのがネオレトロです。
一般的なクラシックバイクは1980年代以前に製造されたバイクのことを指しますから、ネオレトロは1980年代っぽいデザインを持ったバイクということになります。
大きな特徴は見た目はクラシックだけれども、パーツやエンジンなどの内部は最新ということです。
当然乗りやすく、また耐久性や安全性についても優れています。

またクラシックバイクの場合、入手したければどうしても中古になりますし、人気のある車種ともなると数も限られてきますから入手のハードルも高くなります。
さらにメンテナンスや交換用のパーツの入手など、乗り続けるうえでのハードルも低くありません。

それに対してネオレトロは新車で購入することができますし、パーツの入手も簡単、日頃のメンテナンスも十分自分でや行うことが可能です。
まだバイクの初心者がレトロな雰囲気のバイクに乗ってみたい、という場合にピッタリなタイプとなるでしょう。
年季の入ったライダーにとっても、いろいろな面で少ない負担でクラシックな魅力を持ったバイクに乗るよい機会になるはずです。

ネオレトロの代表的な車種

このネオレトロの代表格として挙げられるのは、なんといってもスズキの「カタナ」です。
国産バイクの代表格とも言える人気を持ちながらも2000年に製造が中止になってしまった車種ですが、2019年に再デビューの形で新しいモデルが発売されました。
かつてのカタナの魅力であったエッジの効いたデザイン性が完全に再現されており、往年のファンはもちろん、はじめてカタナシリーズに接する若いライダーにとっても非常に魅力的なバイクとなっています。

レトロな雰囲気を全面に押し出した車種としては、ヤマハの「XSR900」を挙げておきましょう。
デザインはまさにレトロ、しかしカラーリングは現代的という不思議な魅力を備えている車種です。
70~80年代に人気を博したヤマハのバイクのスタイルをベースにしつつも、近未来的な解釈を施すことでまさに「古くて新しい」デザインを実現しています。

乗りやすく、手に入りやすく、それでいてクラシックバイクの魅力を味わうことができるのがネオレトロの特徴です。
クラシックバイクならではのレトロな雰囲気や高級感、風格を味わってみたい方にピッタリのジャンルとなるでしょう。