ビモータ

職人気質が特徴のビモータ

ビモータはイタリアンのバイクメーカーで、1966年にスタートしています。
フレームをオリジナルで設計、製造していますが、エンジンは他社製のものを使っています。

その大きな特徴は、徹底した職人によるハンドメイドという点です。
細部までこだわって妥協のない性能と堅牢度、そしてデザインの美しさが人気の秘訣となっています。
イタリアらしいシンプルながらも美しい曲線が、見た目の特徴でもあり見る人の注目を奪う外観に仕上げられています。

スペックで見ると、モータースポーツの楽しさを存分に味わえるよう、最新のテクノロジーと絶妙なバランスを保っています。
足回りはフルアジャストタイプのパーツを好んで入れるなど、それぞれのライダーの好みに合わせて調整できるスタイルが見られます。
しっかりとしたこだわりを持っているものの、押しつけがましいものではなく、乗る人に柔軟に合わせていこうという姿勢が見られます。

ビモータの歴史

ビモータは1966年に誕生していて、イタリアのバイクメーカーとしては比較的新しいところです。
このビモータというメーカー名は、創業者の3人の名前の頭を取って付けられています。
創業者の一人がずっと空調設備メーカーに勤めていましたが、ある時趣味のバイクで転倒してフレームを駄目にしてしまいます。
そこで、自分で修復をしている時にオリジナルフレームを作ることを思い立ち、バイクフレームの製造の検討を始めました。
これがビモータの始まりの一歩となったとされています。

このように、バイクとは一見無関係のところからスタートし、他の仲間と一緒に現在の形に作り上げられていったのがビモータです。
それだけにバイク一筋で来ている他のメーカーとはテイストや考え方が違うところもあり、世界中に固定ファンを獲得する秘訣となっているのです。

ビモータの人気の車種

ビモータはではいくつかのシリーズを出していますが、日本でも人気がある有名なものが「DB8」です。
2010年にビモータの主力シリーズとして開発されていて、スポーティーでインパクトのある見た目と本格的なスペックを持つ走りの楽しさを味わえるのが魅力です。
ドゥカティのツインエンジンを武器として、それを支える剛健なコンポジットフレームが特徴と言えます。
高速での俊敏な動きをすることができ、しかもレスポンスの早いマシンとして人気があります。

基本的にフレーム系は削りだしのアルミを使っていると共に、ドライカーボンのカウルを使用しています。
贅沢な素材のチョイスはまさにビモータの魅力と言えるもので、質感の高さやオーラさえ感じられる美しさを引き出すものとなっています。