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モトクロスバイクを主に扱う ハスクバーナ

ハスクバーナ

ハスクバーナ・モーターサイクルズ

元々、1689年にマスケット銃の製造メーカーとして設立され、その後ミシンや芝刈り機などを経て、19世紀後半になると自転車の製造を始めます。
そして1903年になると、オートバイ製造も開始し、初めて製造したヒュースキーは、輸入エンジンモデルでした。
20年ほど経つと、自社工場を設立し、エンジン製造も開始し、すべて自社製造のバイクが出来上がります。

ハーレーダビッドソンのようなツインエンジンのバイクを製造していましたが、第二次世界大戦後は、マン島TTのようなレースに出場、エンデューロで優勝したことによって、モトクロスバイクのメーカーとして知られるようになります。
1960年から70年にかけては、モトクロス選手権、エンデューロで、圧倒的な強さを見せて、優勝の常連となります。

しかし、1987年にイタリアのカシバ、2007年にBMW、2013年にオーストラリアのKTMグループへと売却され、会社は転々と移動します。
現在では、KTMグループ傘下として、バイクを製造しています。
スウェーデンのストックホルムに本社を置くので、スウェーデンのバイクメーカーとして認知されています。

ハスクバーナのバイクモデル

・ヌーダ900
ロードスポーツバイクであり、ネイキッドとスーパーモトクロスのクロスオーバーモデルと位置づけています。
現在のハスクバーナの完全なロードモデルとなっており、オフロードを作ってきたメーカとしては、新しい試みです。
搭載エンジンは、BMWの水冷ツインをベースに、独自にチューニングしています。

・FC 450

FCシリーズの中で、フラグシップモデルとなっており、快適性と人間工学に基づき、設計されています。
トップレベルの性能はもちろん、高品質な装備が充実し、こちらはクローズドモデルなので、公道は走れません。

・TC 50
モトクロスバイクを元に製造し、培った技術を活かし、49ccという排気量のバイクです。
人間工学にも基づき、こちらもクローズドモデルです。

・SMR 450
スーパーモタード参戦を前提に設計されたモデルであり、レースによって得たノウハウを反映しています。
レース仕様のモデルとなっており、カスタムして、自分好みに仕上げることも可能です。

・TR 650ストラーダ
BMW傘下の時代に開発されたモデルであり、オンロード向けモデルです。
このために、搭載されているエンジンは、BMWのものとなっており、G650GSをベースにしています。
ただしシリンダーなどを変更し、馬力をアップしています。
また姉妹モデルとして、オフロード向けのTR650テラもあり、これもBMW時代に開発されています。