MV アグスタのオールマイティーな特徴
MV アグスタはイタリアのバイクブランドで、イタリア国内でも高い人気を誇っています。
スポーツバイクとしての特徴を持っていて、スタイリッシュで無駄のないフレームデザインや空力特性をよく考慮したパーツ設計などは、走る人の快適さと動きの良さを与えるものとなっています。
見た目にもイタリアらしい流線型の美しさが感じられ、実際持つマシンのスペックからは想像もできないほどのシャープさを感じられます。
走行性能は、イタリアモータースポーツの歴史の中で育まれてきた、パワフルかつ伸びのある動きが特徴となっています。
それでいてコントロールが難しいということは決してなく、マシンを操る楽しさを感じさせてくれる作りとなっています。
そのため、本格的なコースでの走行を楽しんだり、長距離のツーリングをしたりするだけでなく、街乗りでも不便さを感じることなく走れるのが魅力です。
重量はあるのですが、重心のバランスなどが絶妙に工夫されているため、見た目以上に取り回しが良く快適にどこにでも出かけられる設計がなされています。
MV アグスタの厳しい道のりを示すメーカーの歴史
MV アグスタは、イタリアで航空機を製造するメーカーとして1907年に誕生しています。
その後に始まった第一次世界大戦や第二次世界大戦では、その技術が軍需産業に用いられ、様々な機体を製造してきました。
しかし、戦争が終わり国の軍需を担ってきたメーカーとして、製造中止に追い込まれます。
その後、航空機の分野からは半ば撤退して、バイクの製造に舵を切ることになります。
これが現代まで続く、バイクブランドとしての始まります。
しかし、その後も厳しい道のりが待っていて、レース分野などでの活躍があったものの、経営不振が厳しくなりバイク部門は閉鎖されてしまいます。
こうした状況が見られたものの、外部資本の算入などもあって1992年に、新生MV アグスタとして再びバイクの製造を行うようになります。
MV アグスタの人気の車種は？
MV アグスタは人気モデルが多いのですが、その中でもストラダーレは「走る宝石」とさえ言われる、別格の存在となっています。
美しいフォルムと798㏄のうねるような力を見せてくれる駆動系は、見ても良し、乗って良しの車種です。
クロスオーバースタイルで、重心バランスや足回りの組み合わせを工夫していて、どんなシーンでも安定性と高い走行性を見せてくれます。
そのため、コースでも街中でも機敏で満足の行く走りを楽しめるのが魅力です。装備の面でも充実していて、ツーリング仕様にもできるという良さがあります。
ライディングポジションもツーリング向きですので、快適で走りやすいです。