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丹後半島周遊道路

半島

日本海沿岸を走る、丹後半島一帯の海は透明度の高い海として知られています。その海を存分に楽しるのが丹後半島周遊道路です。ここでは、丹後半島周遊道路の魅力と見どころを紹介します。

丹後半島とは

丹後半島は、半島ながら目立つほど海側に突き出ているわけではありません。そのためどこまでが半島なのか比較的あいまいです。しかしながら、一般的には久美浜湾~天橋立間の海岸沿い約90㎞前後が総延長と言えるでしょう。半島とはいえ以外にボリューム感あるルートのため、旅行感や走りごたえも十分です。地元ライダーだけでなく、関西圏のライダー定番のツーリングスポットです。

路面は全線2車線の高規格道路

丹後半島周遊道路は全線整備された2車線道路で、走りごたえも抜群です。沿線風景も海岸線だけでなく、棚田やゴツゴツした斜面など、風景変化にも富んでいて、絶景ロードの詰め合わせといっても過言ではありません。なかでも特徴的な風景は、見事なまでに澄んだ日本海の美しい風景です。半島東側に行くと、道路が海岸間近を走っており、うみが目前に迫ります。その色は普段見る都会港湾の色からは、想像もつかないくらい程美しい水面が広がっていて、海底まで見渡せるさまは、沖縄や離島でしかお目にかかれない様な憧れの風景を、バイクに乗ったまま堪能できるといううまみを凝縮した絶景が広がっています。近隣には観光名所「伊根の舟屋地区」もあり、比較的観光車両が多い区間ですが、海の色を見るだけで、旅情緒は抜群です。

周遊道路は海だけではない

周遊道路が走るのは、海だけではありません。半島北東には里山を縫って走る日本の源風的なシーンが広がっています。北部は断崖上の曲がりくねった道です。北西部は、棚田と稲のコントラストと、風景変化が大変豊です。こちら総延長は90㎞と決して短ルートではありませんが、観光スポットや展望台も点在しているので飽きることのない旅路を楽しめるでしょう。ただ、気を付けたことが海岸線の食事処が限られていること。計画的にタイムスケジュールを組んで早めに到着をしないと昼食渋滞に巻き込まれてしまいます。また、一般的な観光雑誌では、丹後半島と言えば琴弾浜の鳴き砂が有名ですが、鳴き砂を体験できる穴場的な浜辺は意外に多く、あえて観光客のいる場所に行く必要はありません。むしろ、鳴き砂を求めて穴場の絶景浜辺巡りをするのも楽しみの一つです。丹後半島は比較的有名な観光スポットながら、意外に穴場の観光地も少なくありません。そのため、泊まりがけでも走りに行きたい絶好の旅スポットであることは間違いありません。