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ペダル付のバイクメーカー TOMOS

TOMOS

スロベニアのメーカー

オランダに工場があるので、オランダのメーカーと認識する人がいますが、実際本社はスロベニアにあります。
1954年に、バイクの製造を開始し、1966年にオランダに工場を造ります。
モペットのメーカーとして有名であり、2007年に工場を閉鎖するものの、各地に工場があるので、そこで製造を続けています。

ペダル付きのバイクとして有名なモペットは、その生産メーカーとしては、やはりTOMOSが一番知名度が高いです。
キックボードのようなシンプルな作りながらも、荷物を搭載でき、利便性もあり、なおかつ自転車よりも走行性が良いので、趣味にも実用にも使えます。
バイクながらも、エンジンを切っているときは、ペダルをこぐと走ることができ、自転車のようにも使えます。

モペットについて

モペットと言うと、電動アシスト自転車に似ており、エンジンをかけていないときは、ペダルをこいで走れますが、エンジンを積んでいるので重いです。
また性能はそれほど良くなく、50ccモデルはスクーターとしては遅いです。
ただ、このようなバイクを作っているメーカーは少ないので、モペットのメーカーとして重宝されます。

スクーターなので、燃費は良く、1Lで50kmぐらい走れます。
ただし、壊れやすく、スクーターを探すなら、他のメーカーの方が良いです。
サスペンションが付いているので、乗り心地は悪くないですが、日本では輸入車のカテゴリーです。
モペットを専門に扱っている販売店もありますが、パーツがあまり流通していないので、故障したときはパーツ探しから始めることもあります。

モペットは、一言で言えば、初期のバイクに近い感じであり、電動アシスト自転車が、自転車にモーターを付けているように、モペットは自転車にエンジンを付けたようなモデルです。
見た目は電動アシスト自転車に似ており、カブのような見た目のバイクで、ガソリンで走る自転車とも言えるでしょう。
自転車にエンジンを取り付けただけなので、壊れやすいという特徴もあります。
どちらかというと、通学などでなく、趣味で使う範囲になるでしょう。

シンプルに作られているので、メンテナンスしやすいというメリットもあり、自分でメンテナンスを行う方もいます。
またどこか壊れたならば、すぐにそのパーツを見ることもでき、メンテナンスしやすいバイクです。

TOMOSのモペット

販売しているモデルとしては、スタンダートモデルのクラシック、ワイドハンドルにしており、細部にこだわったクラシック2、スポーツ性を高めているフレクサースポルト、オフロードテイストを加味したアルピノ、アメリカンスタイルのリバイバルと、モペット専用に製造していながらも、バリエーションが豊かです。