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鳥海ブルーライン

鳥海ブルーライン

鳥海ブルーラインとはどんなルート?

秋田県道131号線と山形県道210号線を駆け抜けていきますが、国道7号線の迂回道路です。
北端は秋田県にかほ市の象潟町を走る58号線に連結された範囲まで、最終的には山形県堺の飽海郡遊佐町の日本海沿岸に抜けます。
山形県飽海郡遊佐町の沿岸が、景勝地である事も含めてロード中の見どころは豊富です。

随所にワインディングを楽しめるコーナーがあり、ライダーとしては様々な走りが体験できて楽しみが増えます。
走行中の開放的で美しい眺めを体験できるのがいいです。
前方に勇壮な鳥海山を見ながらの走行になります。

鳥海山を経由しながらも絶景を眺望できるのは、感動します。
特に標高1100mの鳥海山 鉾立展望台そばを通りますが、5合目の山岳ロードを走行するついでに、休憩を入れてしばし絶景を味わう事も可能です。
全長35kmのツーリングになります。
全行程無料で走れるので、ドライバーの間でも人気のツーリングです。

遊佐町の絶景・十六羅漢岩

水産庁により未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選選定の景勝地です。
地元禅寺和尚が、日本海で命を落とす漁師が多い事を嘆いて、岩礁に5年の歳月をかけて仏像を彫刻させたのが始まりです。
16の羅漢に釈迦牟尼や文殊菩薩、目蓮など22体が彫られています。

膨大な距離で仏像が彫られているのは、ここだけという希少価値の高い歴史資源なので、必見の価値はあります。
すぐそばには展望台もあり、晴れていれば夏なら朝日や飛鳥、佐渡島を一望できるのも楽しみです。
夕日は帰りの楽しみにとっておいて、ますはスタートしましょう。
最適な時期は5月下旬から10月上旬です。

国民宿舎大平山荘で絶景を楽しむ

山形県に抜けて最初のワインディングをしばし体験した後、4合目付近まで登っていきます。
大平山荘では鳥海山と庄内平野を一望できる恵まれた立地にあり、登山の利用拠点あるいは、ツーリングの拠点としても親しまれている保養施設です。
四季折々の美しさを楽しめる事でも人気があります。

大人は7900円とリーズナブル料金で宿泊も可能です。
展望台や鹿公園もあり、日本海絶景はもちろん鹿との触れ合いで、しばし心と体を休める事ができます。
日帰り入浴も可能で、鳥海山岩のりラーメンが名物です。
ラストオーダーが13:30なので、早めの利用をおすすめします。

鳥海山 鉾立展望台&稲倉山荘

鉾立山荘が管理する鳥海山 鉾立展望台は、鳥海山の五合目から飛島や男鹿半島、佐渡島、奈曽渓谷が一望できる景勝地です。
特に入日の美しさには定評があります。
鳥海山への登山口があるのも五合目です。

鳥海山ブルーラインに戻って、下り坂になります。
ここからワインディングロードです。
入口の稲倉山荘は庄内平野や象潟エリア一帯を展望しながら、鳥海そばや由利牛丼など、地元グルメがいただける人気店です。