八幡平アスピーテラインで温泉とワインディングを楽しむ
八幡平アスピーテラインは松尾八幡平ICから山岳ロードを走行し、最後に東トロコ温泉に到着する27kmのドライブウエイです。
27kmと距離的にはさほどではありませんが、樹海ラインまで入れると、50km以上になるロングロードです。
随所にワインディングﾛｰﾄﾞがあるので、必要に応じてスピードを調節しながらコーナーを回ります。
少しツーリングに慣れてきて、さらにライダーとしてキャリアアップしたい人には、最適なルートでしょう。
見どころも満載なのでぜひ絶景も楽しみながら、ツーリングのだいご味を体験してください。
八幡平アスピーテラインの特徴の1つとして、人気温泉地がいくつも出てきます。
これらも活用しながら適度の休憩を取る事は必要です。
ワインディングの範囲が広いので、初心者は疲労感が大きくなります。
温泉巡りは何より癒しと共に思い出作りにも最適です。
車よりも気楽な気分でドライブできます。
樹海ラインとの分岐点の八幡平山見返峠は観光スポットになっており、裏岩手連峰を一望できる地点です。
特に紅葉の名所としても知られているため、シーズン中は混みあう事が予想されます。
時期をも考慮しながらツーリングを楽しむのがおすすめです。
アスピーテを楽しむ
アスピーテは楯型火山の総称です。
高さもかなりあるため原生林樹海の変化を楽しめます。
見返峠から始まって八幡平山頂付近から、県道313号線へ迂回するコースが樹海ラインです。
樹海ラインは車の交通量が少ないので、快適に走行できます。
八幡平アスピーテラインは東トコロ温泉でいったん終了です。
ここから先は樹海コースなので、休憩をいれたらきれもよくなります。
2008年まで玉川湯治の仕上げ湯と言われた名湯東トコロ温泉旅館があった場所です。
現在はビジターセンターや温泉施設ゆらら、大沼温泉、高原ホテルなど、温泉施設があります。
国道沿いから見る曽利ノ滝の、25mの高さから滝つぼにごうごうと、爆音を立てて流れ落ちる様が感動的です。
滝つぼまで下りる事ができるので、迫力ある世界を堪能してください。
鹿角市八幡平ふれあいやすらぎ温泉センターゆららで、日帰り温泉を楽しむ事ができます。
寝湯、打たせ湯、露天風呂など多彩な温泉を体験できる他、地産地消の山菜米麺や、八幡平ポーク料理が人気です。
八幡平原生林を一望できる展望風呂に癒されたついでに、八幡平大沼をも散策される事をおすすめします。
八幡平最大級の大沼で、標高944mの広大な沼周辺にあるのは、ミズバショウ、ワタスゲなどの高山植物の群生です。
オートキャンプや遊歩道も整備されているので、時間があればぜひ訪ねてみてください。
八幡平アスピーテラインは楽しみ満載
八幡平アスピーテラインはヘヤピンカーブから、緩やかなワインディングまで多彩な走りが体験できる事で人気です。
道幅は比較的広めなので、臆することなく挑戦してみてください。
春先北国だからこそ体験できる“雪の回廊”など、いつ行っても楽しみ満載なので、観光としても楽しめます。