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鬼押ハイウェー

鬼押ハイウェー

鬼押ハイウェーはロマンチック街道

鬼押ハイウェーは軽井沢から万座温泉まで伸びている浅間・白根火山ルートの中間地点にあるハイウエイルートです。
万座温泉から嬬恋村まで続く同ルートに、嬬恋村から軽井沢町まで続くルートが連結された形で伸びています。
鬼押ハイウェーは軽井沢側の15.6km範囲です。

ごく短いルートですが、浅間山の雄大な景色を眺めならのツーリングなので、爽快な気分を堪能できます。
元々は鬼押園までの連絡通路および観光道路として、作られました。
運営しているのは一般企業グループで、ホテル経営もしている私道なので有料です。
よく整備されていて、走りやすくワインディングもほとんどありませんから、少しツーリングに慣れてきた人におすすめします。

軽井沢は国内有数のリゾート地なので、林道沿い別荘が多いのが特徴です。
かつて浅間火山ルートが開催されたルートでもあり、ライダーの間では知る人ぞ知る二輪ロードレース発祥の名道になっています。
万座ハイウェーまで加えれば最長60kmになるので、時間があるならそちらまで足を延ばしてみるのも、良いでしょう。

鬼押ハイウェーは2つの顔を持つルート

地図をみれば一目瞭然ですが、鎌原側と峠の茶屋と2カ所でお金を徴収されています。
鎌原料金所は嬬恋までの料金を徴収されるので、若干高めと感じる人も多いのですが、風を切って開放的な眺めを楽しめるルートです。
住民の生活道路になっているので、駆け抜ける時は最新の注意とマナーが必要になります。

あくまでも自動車専用道路なので、125cc以下のバイクは通過できません。
該当する場合は一般道路を迂回する事もできます。
料金所になってもいる峠茶屋は、1912年創業と歴史が古く、軽井沢の玄関口も兼ねたお店です。
嬬恋から来た場合は、ここで少し休憩していくのもおすすめです。

鬼押園(上信越高原国立公園)

1783年に浅間山が噴火して流れだした土石流が鎌原一帯を覆いつくした後、冷えて固まっ無数の溶岩が、鍾乳洞のようなユニークな造形美だったゆえにできた公園です。
2kmX5.5kmの敷地内で、犠牲者を弔う浅間山鬼押出之碑や東叡山寛永寺別院“浅間山観音堂“を中央に建立されている他、鐘楼堂や炎観音を見ることができます。
遊歩道が幾重にも張り巡らされていて、ゆっくり園内を観覧可能ですが、おおよそ30分程度あれば1周できる距離です。

樹齢100年の石割りの松やひかりごけ、つつじなどの美しい花々もみる事が出来ます。
レストランや軽食がとれるコーナーもあるので、休憩にも最適です。

浅間六里ヶ原休憩所で一呼吸

浅間六里ヶ原休憩所は、鬼押出し園と峠茶屋とのちょうど中間点にある、ドライブインです。
勇壮な浅間山や浅間六里ヶ原を一望できる高台に立つ純和風の日本家屋です。
駐車場も広々しているので、余裕で駐車できます。
れストランや物産店もあるので、浅間ラーメンなど地産地消のグルメをいただくことも可能です。