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ロイヤルエンフィールド

ロイヤルエンフィールドの特徴

ロイヤルエンフィールドは、イギリスのバイクメーカーです。
あまりイギリスのバイクになじみがないという人でも、オーソドックスなボディーや扱いやすい走行特性を感じられ、すぐに親しみを持てるバイクとなっています。
伝統的なスタイルを維持しており、「走るシーラカンス」とさえ言われるメーカーで、イギリスらしい歴史を感じさせるシリーズが多いのが特徴です。

デザインとしてはクルーザータイプやコンチネンタルタイプが主力となっていて、シンプルな構造が特徴です。
日本のバイクメーカーとも通じるような、無駄のないすっきりとしたフォルムを持っているものが多く、飽きの来ないところがポイントです。

また、馬力が小さめのエンジンとそれに合わせた快適さ重視の足回りが採られています。
そのため、のんびりとクルージングをしたり、中距離程度のツーリングをするのに最適なシリーズが多いです。
かわいらしさも感じさせるような、シンプルなトラディショナルな見た目がありますので、街乗りがメインという人にもぴったりです。
全体的にパワフルな走りをするというよりも、ゆとりのある走りを楽しみたいというライダーに向いているのが特徴と言えるでしょう。

ロイヤルエンフィールドの歴史は?

ロイヤルエンフィールドは、すでに19世紀にミシンなどの製造を行う会社としてスタートしています。
自転車の製造を行うなどして、1902年にはオートバイの開発をスタートするようになりました。
その後、世界各国からのバイクメーカーの英国参入が相次ぎ、1970年には経営不振から倒産の目に遭います。

その後も細々ではありますが、モーターサイクル関係の製造を続けていて、1955年にはボルボの傘下に入ります。
インド資本の下に入るなどして、経営上の大きな動きを度々経験してきます。
しかし、2004年にイギリスに開発センターを立ち上げ、再びイギリスブランドとしての名を挙げることになったのです。

ロイヤルエンフィールドの人気のモデル

いくつものモデルがあり、それぞれに魅力的ですが、コンチネンタルGT650はロイヤルエンフィールドの特徴を良く表していて、世界的にも人気があります。
カフェレーサーモデルと呼ばれる独特のスタイルで、スポーティーさを持たせつつもタウンユースでも快適な作りとなっているのが特徴的です。
シンプルでありながらも、細部までこだわった構造でバランスがとても良いです。
小馬力の駆動系はレスポンスが良く、コントロールしやすいのが魅力となっています。
存在感のあるマフラー周りがデザインのアクセントとなっていて、全体を引き締めてくれるのがポイントです。